川崎夏の風物詩「風鈴市」へ

暑中お見舞い申し上げます。毎日、暑いですね…。日本はいつから亜熱帯になったのでしょうか。働き者の皆さま、今夏はどうか、少しゆったり過ごせますように。健康第一です。

さてさて、そんな酷暑のさなか、涼を求めにやってきたのは、毎年7月に開催される夏の風物詩「風鈴市」@川崎大師。今年で23回目を迎えるというこの風鈴市は全国最大規模の催しで、関東だけではなく全国から観光客が来られるそうです。実は私、今回初参加でございます。川崎大師駅から歩くこと10分足らず、たった10分でも額や背中に汗が流れます。参道を進むと、早くも風鈴の音色が。仲見世商店街に立ち並ぶ土産もの屋さんの軒下にもたくさんの風鈴が飾られ、気分が高まります。

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山門で配られている冷た~い麦茶をいただいたら、早速「風鈴市」のメイン会場へ!…いやいや、その前に参拝です。手水舎で手と口を清めてから、お大師様へご挨拶。私、意外と信心深いため、寺社仏閣では礼を尽くすことを忘れません( `―´)ノ

無事参拝も済んだところで、まいりましょう「風鈴市」。会場は屋外ですが、日差しや暑さの心配はありません。風鈴を吊るすための簾や日よけが設置され、自然の風に加えて送風機で涼しい風も送られているため、とても快適です。その空間には、所せましと日本全国から集められた風鈴が。微かに差し込む日差しに照らされているさまは、なんだかとても神秘的な光景です。

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岐阜の美濃焼きや岩手の南部鉄器など伝統工芸品を使って作られた風鈴に、南房総の潮風を感じられる千葉県の南総風鈴や澄んだガラスが清涼感のある小樽風鈴など、その土地がイメージできる風鈴の数々。どれも個性的で、自分好みを探すのが楽しいですね。そしてここ、川崎大師のオリジナルはご存知「だるま」です!カラフルな厄除けだるまが風鈴になって揺れています。人数限定で名入れのサービスもあるとのこと。お土産にも喜ばれそうですね。

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心地よい風と軽やかな音色に癒された後は、腹ごしらえです。仲見世商店街に構える漬物屋さんが創業100周年記念として開いたという和カフェ「松山」。こちら、入り口が狭く一見小さいお店に見えますが、漬物屋を横目に奥へと入っていくと、モダンな雰囲気のカフェ空間が広がっております。入り口だけ見てもう満席だ〜と諦めないでくださいね!

お目当ては、その名もずばり「川崎大師カレー」。川崎大師カレーとは、ふつうの玉ねぎより2倍の甘さという淡路島プレミアム玉ねぎを使ったオリジナルカレーに、川崎大師伝統のお漬け物が添えられたものです。私は一番人気のスタウトポークカレーをチョイス。スタウトビールで煮込んだトロトロの豚肉と、たっぷりのフライドオニオンがカレーの上に乗っています。味はお子様でも大丈夫なくらいのちょい辛。懐かしい家カレーの味わいも感じるのですが、違いはコク!じっくり炒められた玉ねぎの甘みに加え、厳選した16種類のスパイスが深いコクの秘密のようです。毎日でも食べられそうな優しくて深い味。なんとも美味。

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涼も栄養もつけて、すっかり元気を取り戻した一日でした♪


川崎ライフ

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