創業100年の川崎最小カフェ?

日本人、不要不急の外出を控えている方も多いのではないでしょうか?

かく言う私も、仕事以外の人込みへのお出かけは慎むようになりました。そんな中、最近の私的な楽しみは、コーヒーブレイクです。インスタントではなく、ちゃんとドリップしますよ。その大事なひと時のための珈琲豆、今お世話になっているのは、川崎アゼリアにある「KEY COFFEE Club」です。

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こちら、珈琲豆だけではなく、カフェも併設されています。しかしそのカフェ、とっっても小さいんです。以前にこのブログで、「アゼリア最小の料理屋さん」をご紹介しましたが、一方こちらは、「最小カフェ」ではないでしょうか。席は、一人掛けのみ全部で8席。お店の一角が空いていたので椅子を置いてみた…というような雰囲気で、パッと見、ゆっくり寛げるような空間ではありません(笑)

いつもは珈琲豆と、気が向いた時にはスイーツをテイクアウトします。なのに今回、目に留まったのは「創業100周年」の看板。キーコーヒーは日本全国に店舗があって有名ですから、その存在自体は前から知っていたけれど、そんな老舗だったとは。珈琲一筋100年って、ちょっとすごくないですか?その間に、金融危機があって、大きな戦争があって、災害があって…数えきれないほどの苦難があっただろうと想像します。とにかく会社が続いて、今、目の前にあるっていうことに、ちょっと感動。…ということで、豆だけを買うつもりが、足が自然とカフェへ。カフェスペースは初訪問です。

頼んだのは、季節限定の「春かほるブレンド」と、六本木アマンドの「リングシュー」。

リングシューは、テイクアウトでも時々購入する、大好きなスイーツの一つです。リング状のパイ生地と、カスタードと生クリーム。パイ生地がサクサクではなく、しっとりめなのがいいんです。カスタードと生クリームも甘さ控えめで大人向け。私のイメージは、「スーツ姿のダンディな紳士が食べるシュークリーム」です。

主役のコーヒーはと言うと、なんとも軽やか。苦みはほとんどありません。フルーティな味わいで、後味さっぱり。確かに、春を感じます。

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……カフェ、意外といいじゃないか(笑)

店員さんが淹れてくれたコーヒーは、味も温度も完璧。全部一人掛けなので、騒がしいお客さんもいません。狭いなぁと思っていたけれど、なんだかその狭さが逆に落ち着くことに気付きます。

ずっと通っていたのに、知らなかった。小さいけれど、新しい発見でした♪

 


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